今の時代、アルバイトで稼ぐ以外にいくらでも稼ぐ方法はあります。その中の一つとしてデザインがあげられます。本業としても十分食っていくに困りませんが、片手間にやることもできます。また、多くの時間を持っている場合、それは非常に有利に働きます。
こんな方へ
- バイトをやめたい
- バイトは稼ぎ高が安い
- 学生生活で打ち込めるものがない
- ただ時間だけが過ぎていて成長してる感がない
- デザインに興味がある
- 場所や時間にとらわれず稼ぎたい
- 自分で稼ぐチカラをつけてみたい
時間をかけられるほど良いものが作れる
もしかするとデザインはクリエティブなものと思っていらっしゃるかもしれません。もちろんお客さんが求めているものを作り上げるといった点ではクリエイティブかもしれませんが、ある程度の基礎知識と技術をつけてしまえば、あとはパターン出しになってきます。案件の大小にもよりますが、10パターンほど考えてみてその中から良いものを3パターン提案して、そのうちのどれかになる、というのがデザイン案件の定石です。
なのでパターン出しに時間をかけられると、より良いデザインを提案できる。するとよい実績となる。そして次受ける案件はより単価が高く受けられる。といった具合に時間があればあるほど磨き上げられるので好循環が生まれます。
ちょっとした移動時間にコンセプトを考えて、空いた時間にデザインに落とし込む。隙間時間で案を磨いて、とすれば実労働時間は本当に短くすることができます。
最初、一定レベルのスキルをつけるまでは稼ぎ0なのは覚悟する必要はあります。また、PCを買うとなると最初はマイナスかもしれません。しかし、これは投資であり浪費ではありません。経営やお金を稼ぐことは投資と回収を繰り返すことですから、この投資を惜しんでいては稼げません。
生産性をあげられる
この記事にたどり着いた方であればわかっているとは思いますが、バイトはいくら働いても、頑張っても稼ぎ高はさほど変わりません。時間の切り売りなので、すぐに稼げて楽な分、取り分は少ないです。仕事が終わったら帰っても良いバイトなどでなければ、生産性をあげることはほぼ不可能です。
その点デザインはどうでしょうか。スキルをつければつけるほど、知識をつければつけるほど時間あたりの稼ぎ高はどんどんあがっていきます。
デザインじゃなくてもプログラミングでもマーケティングでも営業でも何でも良いです。生産性をあげられるスキルをつけてください。学生生活をバイトに注ぐのはお勧めしません。
ポテンシャルが高い
これまで学生の方にデザインを教えたことも何回かありましたが、非常に飲み込みが早くて驚きます。というのもスマホやPCを普段からあたりまえに使いこなしているので当然といえば当然ですが。1知ったら2も3もわかってしまう、そんな感覚です。スマホネイティブの若い世代は「ここはこうだよ」と1教えると「じゃあこうしたらこうなるのでは?」と無意識的に仮説→検証を繰り返します。
歳を取るとこうもいきませんから、若い人の特権です。活用しない手はないですよね。また、新たなことに挑戦する体力も歳を取るに連れて減少していきます。
デザイン力はビジネスをする上で重要なスキル
学生の方などで、もし今後デザインに関係ない仕事に就く可能性があったとしても、デザイン力というのは活きると思います。デザインとは単に見た目に良いものを作るだけでなく、あくまで「設計」なのです。資料を一つ作るにしても、どのような流れで言ったら説得力があるか?どのような体裁にしたらコンセプトをより魅力的に見せられるか?などデザイン媒体とその受け手とのコミュニケーションを考える仕事なのです。
これは今後どんな仕事に就いたとしても資料やパワポを作成する機会はありますから、活きてくるのです。相手に伝えたいことがビシッと伝われば関係者合意をとることや営業先から受注を受けることにも一助となるでしょう。
さらにデザインをするといってもお客さんの要望を聞き、方向性を示し、提案する、という一連の流れはどんな仕事でも本質は変わらないと思います。
何を作るか?
- イラスト
- ラインスタンプ
- ロゴ
- 名刺
- サイト
- チラシ
作れそうなものなら何でも大丈夫です。私が大学生の頃は名刺が一番頼まれました。これは学生団体をやっている学生などで結構、名刺欲しがる人多かったんですよね。あとはサイトとたまにロゴなんかも作っていました。
制作や仕事としての難易度の観点から言うと名刺は簡単なのでおすすめです。単価の観点で言うとサイトが作れると良いですね。今はWordpressで簡単に作れますから、軽くデザインとHTMLとCSSを学べば10万円くらいの案件はすぐ受けられます。サイトは制作会社ともなると100万~とかの単価になってくるので、制作会社のクオリティを出せればそれくらいの単価は目指せます。
納品・着金に3ヶ月かかったとしても月33万円です。デザインを投げて確認してもらう期間とかがあるので3ヶ月といえどずっと作業している分ではありません。作業時間で言うと全然1ヶ月もかからないのではないでしょうか。
さいごに
この状況下ですし、外に出ることなくスキルをつけ仕事ができるので、学生生活において打ち込めるものがない方なんかには特におすすめですね。
経済産業省が2018年にデザインを経営に盛り込みましょうといった旨のデザイン経営宣言を発表したことや、世界的金融大手であるCapital One社がデザインエージェンシーを買収したこと、国内ではグッドパッチというデザイン会社がSBIインベストメントと三井住友海上キャピタルから4億円を資金調達するなど近年デザインの重要性が特に叫ばれています。エンジニアの人件費が非常に高騰したエンジニアバブルのようにデザイナーバブルも来るのでは(もう来つつある?)と思っています。
将来的にデザインの業界に行かないとしても情勢として知っておくことやデザインメソッドを知っておくことはビジネスパーソンとして意義があると思います。
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