Webサイトを作る、いわゆるWebデザイナーですが、稼げるのでしょうか。今や企業は当然、個人でもサイトを持っている時代。案件はいくらでもありそうですが、その実態は、、、
こんな方へ
- Webデザインに興味がある
- Webデザイナーだけど、稼げていない
- 副業でやってみたい
形態別Webデザイナーの年収
会社勤め
求人情報・転職サイトdodaの調査(2017年9月~2018年8月)では、Webデザイナーの平均年収は357万円とされています。「求人ボックス」の調査によると403万円〜(1000人以上規模の企業で)544万円とのことです。月収にしておおよそ30~36万円程度です。割と稼げますね。
フリーランス
ランサーズ株式会社のフリーランス実態調査 2018年版によると、個人事業主・法人経営者で一人で経営しているオーナーの平均年収は356万円。
350万から、大手企業だと540万までいます。540万だとそこそこ良いですね。大金ではないですが、普通に稼ぐことはできそうですね。
しかし、これらのデザイナーの方は、デザインだけをやっている方で、普通にデザインだけしていれば、の話です。デザイナーなんだから当たり前なのですが、そこがポイントです。
稼げるWebデザイナーになるには
ここで原点に立ち返りたいのですが、デザインとは何か、と言われて答えられるでしょうか。
デザインとは何か、それは、課題を解決するための手段です。単に見た目に綺麗なものを作る、がデザインではありません。(そもそもデザインの意味は「設計」です)
企業が抱えている課題を解決できるデザイナーがまさしく稼げるデザイナーとなるのです。「Webサイトがまだ無い」も課題ですね。作ってあげることで課題は解決できます。しかし、サイトを作れる人は個人・法人ともに星の数ほどいます(作って欲しい個人・法人も星の数ほどいますが笑)。
競合が多い場合、市場の原理として価格は下がっていきますから、もう少し踏み込んでみましょう。多くの企業が抱えている課題の例をあげます。
- Webサイトに全然人が集まらない
- Webサイトから申し込み・予約が少ない
- Webサイトに必要な機能が足りて無い
こうした課題が解決できるデザイナーであれば、高単価・継続案件をとることができ、稼ぎ高が跳ね上がります。いわゆるWebマーケティングなどと言ったりもします。
つまるところ、お客様の成果につながるデザイナーが強いわけです。成果とはたとえば、サイトを分析し、改善したところ、お問い合わせが2倍になりました。などです。
では、お問い合わせ1件で10万儲かる事業の問い合わせ数を100から200にできた場合、そのお客様にプラスで1000万儲からせることができるわけです。そこから10%もらったとしても100万円の売り上げとなります。
こうした数字を扱える、算数ができるデザイナーが強く、またそういった儲かりそうな市場を見つけるセンスがあり、実際行動できるデザイナーが強いです。これができれば企業を立ち上げるくらいは儲かると思います。
どうやるのか
Webページの改善提案ができれば良いことがわかりました。ではそれをどうやるか、定量と定性ふたつの観点からサイトを分析・評価します。
定性はヒューリスティック評価などが有名です。ヒューリスティックとは、「経験則の」「試行錯誤的な」の意味であり、必ず正しい答えを導けるわけではないが、ある程度のレベルで正解に近い解を得ることができる方法です。これを専門家の立場から行います。こちらで10個の観点について紹介しています。
定量はまさしく、サイトに訪れたユーザーにまつわるデータから分析します。次のツールをよく使います。
詳しい内容はリクエストがあれば改めて書きたいと思います!ページ下部のフリーテキストから送信ください。