非正規雇用で不安定？業務委託デザイナーの実態に迫る夏2021

雇用形態のあり方

雇用はされていない形になります。完全に事業主となるので、自身で保険料や年金を払い、確定申告をする必要があります。まずここで、「手続きめんどくさいんじゃないの？」と引っかかる人も多いかと思います。正直、めんどくさいですが後述するメリットの方が勝っていると思います。

勤務日数や時間については、平日の週5日、10:00~19:00らへんでフレックスで働いています。月当たりの稼働時間精算ですので、有給という概念はなく、案件が忙しくないタイミングで休みたい日に休みます。

やっていること

社員の方が行うように、アプリのグロースをしています。社員の方と違う点は、組織づくりや仕組みづくりにはあまり関与しません。たまにはしますし、したいと申し出ればできそう感はある…

不安定性について

個人的にはむしろ安定だと思っています。形態を見れば明らかに不安定ですが、今の時代正社員でも同じでは、と思ってしまいます。大手も潰れるこの時代に戦うには、個人のスキルが非常に大事になってくると思います。個人で戦える、これこそ真の安定じゃないでしょうか。

最初はまじでめちゃくちゃ不安でしたけどね。貯金も全然ない中、上京してきている身からすると、結果を出せなかったらどうしようと思っていましたが、杞憂でした。

冷静に考えれば、ポートフォリオである程度の実力を見てオファーをいただいているわけですから、頑張ればなんてことありません。（ぼくの場合はだいぶポテンシャル採用してもらったと思います。）

割と貯金できるし、デザイナーは売り手市場なので所属先を探すのにもたくさんのお声がけをいただきました。めちゃくちゃ心配性の僕でもこれだけお声かけいただけると、なんとかなるか！と思えました。

デザイナードラフト実績
指名数 1位/222人中
※25歳時、全年代中　※第8回入札結果(2019.07.17～31)

提示年収 1位/203人中
※26歳時、30代も含めると5位　※第10回入札結果(2019.11.20～12.04)

スカウト数
Wantedly：64件（プレミムスカウト25件, スカウト：39件）
VIVIVIT：21話したい
Green：15気になる

メリット

お金が良い。これが一番です。あとは、良くも悪くもですが、やめたい時にやめられる。

年収700万円までは幸福度は上がり続けるみたいなドイツの論文があったかと思いますが、本当だと思います。超絶ホワイト待遇のため、複業もできる。

デメリット

• 労災がおりません。業務上の事由又は通勤による負傷・疾病・障害が起きた際に保険がでません。
• 当然ですが、出世はありません。目標設定して、マネージャーと面談して達成できたか振り返りをする、とかもありません。案件ごとの振り返りはありますが、個人の成長のためには何もありません。
• 事実、形態としていつでも切られる可能性はある。

各種手続きが発生する

各種手続きが発生しますが、慣れれば楽であったり、最初だけのものもあるのでそこまで負担はありません。

開業届・青色申告：
開業の知らせを税務署に届けます。最初に1度やればあとは継続なので全然面倒さはありません。

年金・保険料：
引き落としの手続きをしたらあとは放置ですから問題ありません。

確定申告：
聞いただけでアレルギー出る人もいますよね。だけどこれ全然楽です。freee使えば、2,3日でできます。freeeは月1000円くらいのサブスクなんですが、確定申告の時期に1ヶ月だけ登録してます。
僕の場合、どっちみち正社員でも複業で20万以上は稼ぐので必要になってくるんですよね。

総評

普通におすすめです。大切な人にもおすすめできます。

面倒なことや不安なことなどありますが、自由に使えるお金が増えることの方が自分にとってはインパクトが大きかったですね。

僕はレバテックを使ってます。適正があるか、やりたい案件がありそうかまずはお話聞くだけでも聞いてみてください。

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