良いものを作るのも難しいですが、仕事をとるのも中々難しくイメージがつきづらいですよね。大学在学中から卒業後フリーランスとして約2年ほど、案件数にして80件弱、継続的に案件を受けられた経験から私がしたことなどを書きたいと思います!
こんな方へ
- デザインを始めたばかり。経験年数 ~1年
- 仕事がどうとれるかわからない。全くイメージがつかない。
- 営業には自信がない。
- 既に何かしらの制作物を作ることができ、案件を受け入れる状況にある。
まずは発信すること
まずは作ったものを発信することが一番です。SNSアカウントを持っていたらフォロワーが少なくても問題ないので、まずはアップしてください。SNSをやっていない方は始めてみましょう。自分のサイトを作り記事としてアップするのも良いでしょう。
ここでSNSをおすすめする理由は、初期段階でそこまで実績や知名度がない場合、仕事は基本知り合いからしか来ないからです。これまで知り合いや知り合いの紹介以外で案件がくることは本当に稀でした。
どこで何してるかもわからない素性を知らない人よりは知人の友人の方が頼みやすいのです。
発信するものは何でも良いです。案件として受けた実績のものがなくても、仮想案件や趣味で作ったものでも構いません。その発信を見た側が「この人に頼んだらなんか良いもの作ってくれそう」と思ってもらえるものは何か?とよく考えてみてください。
売り込む資料・名刺を作る
案件を受けるにあたって、次のような段階があると思います。
- あなたの存在を知る
- あなたがデザインをしていることがわかる
- 何ができるのか知りたい
- 料金や納期など詳細が知りたい
- 頼んで良いものなのか知りたい
- 頼みたい(受注!)
クライアントになりうる方がもしあなたが「デザインができる」とわかっても具体的に何ができるのかはわかりません。
- これまでどんな案件をやったか(あれば)
- 何ができるのか
- ロゴが作れる?
- 得意なロゴは?和文・欧文可能?
- イラストが書ける?
- 描けるイラストと描けないイラストは?
- サイトが作れる?
- ECサイトは?ブログ機能や会員サイトは?
- ロゴが作れる?
これくらいはまとめておくと良いです。媒体としては、このご時世もあるのでWebが良いでしょう。対面の機会も作れる方は印刷していつなんどきでも出せるようにしておきましょう。Webで作っておいてiPadで見せられるとスマートで良いです。
サイトを作れなくても今は「無料 ポートフォリオサイト」などで調べるといくらでも出てくるので自分の作品が良く魅せられそうなサービスを探してみてください。
ここの資料作りに全精力を注いでください。この資料作りで案件を受けられるか、高単価で受けられるかが決まってきます。
こちらのサイトなんかはUXデザイナーの方のポートフォリオについて述べられていますが、デザイン全般に参考にできるので是非みてみてください。
UXデザイナーのポートフォリオはプロセスを伝えることが大事。
足を動かし、友達を増やす
今の時代中々難しいですが、足を動かすことは重要です。どこからどう案件に繋がるかは本当に予測不能なので色んな場に出向くことをおすすめします。僕の場合は月に一度開催される経営塾に学生のころ参加していました。
毎回休まず参加していると、顔を覚えられ、懇親会でこんなことをしているんです、と話すことで案件につながったことがあります。
クライアントと言ってもやはり人間なので、顔を知っている人や近くに住んでいて会おうと思えばすぐ会えそうな人、何度も会っている人などに頼みたいものなのです。技術力に関係なく。
このような文脈で友達を増やすことが大事です。できれば友達くらい仲の良い人と気持ちよく取引したいですから。
また、別文脈として一見全く関係のないような友達を増やすことも大事です。友達の知人がデザイナーを探していると声がかかりますからね。
20人友達がいればその20人の友達にも20人の友達がいて… と1人の友達を作る価値は1人分に止まりません。
デザイン以外のミートアップに定期参加する
前述の通りですが、なるべく同業者がいない会に参加しましょう。その会で同業者が1人もいないのが理想です。
もちろん勉強のためにデザイナー勉強会などに参加するのも良いですし、その中で案件が捌き切れていないデザイナーに出会う可能性もあります。
私の思う狙い目は地方の商工会議所規模です。あまり大規模なコミュニティに参加しても他の参加者の方と仲良くなりづらい印象があります。現状の経営に課題を感じていたり、成長意欲の高い経営者などが集まる会がなお良いです。
いずれにせよ、あからさまな営業活動はNGです。まずは友達になることです。
どんな案件でも全力で取り組む
初めのうちはどんな小さな案件でも選ばず受けた方がよいです。案件が小さくても学びはあるからです。主には、相手の要求や意図を汲み取り、期待を超えるためのチカラとノウハウです。学ぶことはもう何もないと思われる案件から受けるのをやめていきましょう。
それまでは下積み時代と割り切り、自分の欲は極力出さず、相手の要望に答えることに全神経を注ぎましょう。
徐々に、ポートフォリオとして載せたいか、単価が高いか、単価が安くてもインパクトがあるかなど仕事を選ぶ軸を持つことができるようになってきます。
クラウドソーシングをおすすめしない理由
ここまで挙げた内容をきちんとやれば案件はとれます。とれない場合は何が原因なのかよく考えてそこを改善してみてください。
クラウドソーシングは基本的におすすめしていません。個人的には、誰でも良いから安く発注したい企業が蔓延っている印象です。稼げないと割り切り勉強のためにやるには良いかもしれません。
おすすめしない理由
- 単価が低い(手数料が発生する)
- ライバルが全国にいる
- 地雷クライアントがいる(依頼内容がころころ変わったり、無茶な要求してくる人など)
サイトに登録し、提案するだけで仕事をとるのが楽な反面、見返りも薄いです。私の意見としては、「楽したいのであれば仕事をとる部分」だけは楽をするな、ですね。
さいごに
今回紹介したものは、すぐに成果が出るものではありません。色んなところに種をまき、芽が出るのを待つような感覚です。クラウドソーシングなどすぐにとれる案件などはあまり熟れてない実を収穫するようなものです。色んなところに種をまき、芽がでて、それが育つと非常に大きな木となりたくさんの実がなり、熟れるのを待つ余裕ができます。
現状なぜ案件をとることができないのかを徹底的に考えて、ひたすら行動に移します。そうすると、こんな風に動いたら良い単価の案件がとれた、といった成功体験が生まれこの積み重ねが高単価・継続的な受注に繋がります。
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