イラストを使ったサイトってそれだけで完成度が高く見えますよね。サイトに限らず資料やアイコンなどイラストがあるとそれだけで良く見えちゃいます。イラストが目を引くので、装飾に悩むこともなくなります。そんな汎用性抜群のイラストの書き方を伝授したいと思います!
こんな方へ
- イラストを描いてみたい
- ペンタブは持ってないけど、Illustratorはある
- 絵心とかはないけど描くのは好き
- 絵を描くのに自信がない
- 好きなイラストがある
- 新しいクリエティブ領域に挑戦したい
今回紹介する描き方では絵心など実世界での絵が上手い下手はあまり関係ありません。実際私も絵全然かけません。写真をもとにトレースするような形で描きます。
1.描く題材を探す
まずは描くものの土台となる写真を探します。unsplashから拝借しましたこちらの女性を書いてみたいと思います。
2.イラレに取り込み、なぞる。
Illustratorに取り込んだら、ペンツールでなぞっていきます。
ポイントは色ごとにシェイプを分けていくことです。また、ある程度は正確になぞりますが、細部は後ほど調整するのでそこまで神経質にはならなくて良いです。ポイントとしては、アンカー(線を作るための点)は少ないほど綺麗になりやすいです。なるべく最低限のアンカーで描くことを意識しましょう。
可能であれば、レイヤーの重なりを意識して後ろに隠れそうな部分は適当で大丈夫です。どこが隠れそうかはやっていくうちに慣れるので、まずは「色と色の境界線をなぞる」で問題ありません。
髪の毛など、細部をどうしていいかわからないものもとりあえずで大丈夫です。
また、今回ピアスもちゃんと描いてますが、こういった細部が結構ポイントとなってきます。美は細部に宿るものです。とは言いつつ目や口はデフォルメしてます。こういったポイントで独自感出せると良いですね。
線を可視化するとこんな感じになりました。ぐっちゃぐちゃです。でも焦らないでください。
3.塗り絵の要領で色をつける
次は塗り絵です。スポイトツールで写真から色を拾っていきます。ここも後から全体を見ながら調整していけば良いので、微妙な色味の調整などはしなくても大丈夫です。
4.レイヤー順序と整合性を調整
レイヤーの順番を揃えつつ、細部を調整していきます。どこに何色が見えているべきか俯瞰して考えます。
5.細部の調整
現実世界に完璧な直線や直角ってあまりないので、直線すぎたらちょっと曲げたり、直角はカーブをつけたりすると良いです。今回、眉や口を線で描いてますが、線を使用するときは線端を丸にすると良いです。また、太さが完全に一律の線も実世界には存在しないので、抑揚をつけると味がでます。線幅ツール(Shit+W)を用いますがこれは中々使えます。
目も同様に少し歪ませています。髪や輪郭、顔のパーツの調整は難しいです。何度も試行錯誤を繰り返してみてください。途中途中で、縮小して全体を見ながら調整することをお忘れなく!
6.陰影をつける(大事)
仕上げとして肝の部分です。陰影を制するものはイラストを制するとはいいすぎですが、それくらい大事でかつイラストが急に生きてくるので楽しい部分でもあります。土台としている写真など無しに描いている方は光源がどこにあるのかを考え、どこが明るく、どこが暗くなっているべきなのかを考えます。
土台としている写真がある場合は単純に光が当たって明るくなっている箇所、影になっている箇所をなぞれば良いです。
もしかしたらある程度イラレを触れる人でないと難しかったかもしれません。わからない部分があればお気軽にご質問ください!それでは、Bye!
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